システムエンジニアにもいろいろありますが、金融エンジニア、金融業界で働くSEはただのSEではなく、金融機関の経営の一部にかかる重大なポジションにある存在だと考えて良いでしょう。
金融SEとして活躍するということは、世の中に大きな影響を与える存在である、ということかもしれません。
ただの一職員として仕事に従事しているようでは金融SEとしては使いものにならない、とまで厳しい意見をいう人もいます。
常に金融とは何か、どうしていくべきか、これからどのような変化が必要なのか。このような経営者のような考え方や捉え方、姿勢を持って仕事に向き合わなくてはいけません。
もちろん金融SEに求める技術的なこともかなりレベルの高いことが多いです。一般的なITスキルは当然ですが、そのスキルも高度なものでなくてはいけません。
また金融機関の経営においての、事業戦略、オペレーション戦略、IT戦略という3本の柱が限りなく融合して1本になりつつある今日では、どれか1つだけに秀でていても優秀なSEであるとはいえないのです。
事業戦略においても、社会の情勢を見極め、今後の動きを読み取る知識や経験、または直観力も必要ではないでしょうか。
オペレーション戦略においては、他の金融機関との差が大きく分かってしまうポイントの1つでもあります。
どのような視点で物事を捉え、考えていくことが出来るか、その実力が問われてきます。
IT戦略に関してはこれからもますますIT化が進む中、一部の人だけが理解し利用出来るものではなく、総知産業といわれる、「関わる全ての人の知が結晶して機能する産業」として目指していく時代もやってきますし、その兆しもすでに見えています。
このようなことを踏まえて金融SEを目指すと自分のスキルアップになるだけでなく、今後はどの業界でも通用出来る人材として注目されることになるのではないかと思います。

参考情報
こちらの参考情報では、今回に記事で紹介したシステムエンジニア(SE)のお仕事内容についてわかりやすくまとめられています。
今SEで今後のキャリアを描きたい人や、これからSEになりたい人のためのSEとはなにか?について、キャリアアップのための資格情報などもございます。

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